関西の名山の名酒

嵐山

日本酒

嵐山｜丹山酒造有限会社

天王山

　京都の南西、天王山の麓には日本最古のモルトウイスキー蒸留所である山崎蒸留所があります。天王山（270m）は大阪府と京都府の県境にあり、本能寺の変のあと、豊臣秀吉と明智光秀が戦った天下分け目の山崎の戦いの舞台となった場所でもあります。

　天王山は登山道が整備されているため、お年寄りや体力に自信のない方でも、気軽にハイキングを楽しむことが出来ます。また、合戦の模様を表した陶板絵図が設置されており、山麓には多くの歴史的な遺産や文化財があります。

山崎蒸溜所

　山崎蒸留所は、1923年に株式会社寿屋（現在のサントリー）の創業者である鳥井信次郎によって開設され、1929年に日本初の本格国産ウイスキーが販売されました。

　山崎蒸溜所の蒸溜室には、様々なサイズや形の異なる蒸溜釜があり、軽快な味わいから重厚な味わいのものまで、多種多様な原酒を生み出しています。

日本百名水　水生野

山崎は、万葉の歌にも詠まれた水生野（みなせの）と言われる名水の里です。名水百選のひとつ「離宮の水」は、今もこんこんと湧きつづけています。茶人・千利休もこの地の水を愛し、秀吉のために茶室「待庵」を構えたほど。

サントリー　山崎蒸留所　公式ホームページ

　水無瀬神宮は、後鳥羽・土御門・順徳の三上皇を祭る神社で、後鳥羽上皇に仕えていた水無瀬信成・親成親子が、後鳥羽上皇御造営の水無瀬離宮跡地に御影堂を建立し菩堤を弔ったのがはじまりとされています。

　「離宮の水」は、御影堂建立時に、神饌（しんせん）として用いられた神聖な水でしたが、茶道の歴史が始まるとともに、茶の湯としても利用されるようになりました。

ウイスキー

シングルモルトウイスキー　山崎｜サントリー　山崎蒸溜所

　『シングルモルトウイスキー　山崎』は1984年に『スコッチとは異なる日本のシングルモルトウイスキーはどうあるべきか』という、妥協のない激論の末に開発されたウイスキーのようです。

梅酒

山崎蒸留所貯蔵　梅酒｜サントrー　山崎蒸溜所

　ウイスキーを貯蔵していた古樽の内側を焙煎し、ゆっくりと熟成させた梅酒を主体に仕上げられた、甘さ控えめな梅酒です。華やかで芳醇な香りと深いコクを楽しむことが出来ます。

山崎蒸留所貯蔵　梅酒 2019 Limited Edition ｜サントrー　山崎蒸溜所

　スモーキー原酒（ピートの煙を強めにあててつくるウイスキー原酒）を貯蔵していたウイスキー樽で熟成させた梅酒をセレクトしてブレンドすることで、スモーキーな香りと樽熟成由来の深いコク・甘さ控えめで贅沢な余韻と心地よい苦みを楽しめます。この梅酒は2019年限定品です。